第19回「信州うえだ東京の集い」を開催

  175人が参加して盛大に

     宮下 要さんのバイオリン演奏を堪能

 

 「第19回信州うえだ東京の集い」が10月18日(金)夕、浅草ビューホテルで母袋上田市長、宮下上田商工会議所会頭、坂下JA信州うえだ専務理事、尾島市議会議長ほか多数のご来賓、会員ら175人が参加して盛大に開催された。

 午後5時20分からの第1部では、高橋清子実行委員長の開会挨拶に続き当会顧問の松倉久幸さんがいつもの明るい声で幕開け宣言。上田市出身の著名なバイオリニスト・宮下 要さんのバイオリン演奏が行われ、浜辺の歌、ユーモレスク、ラ・クンパルシータなど身近な曲とトークを堪能した。 宮下さんは坂城町出身、上田千曲高校を卒業後、一時上田郵便局に勤めたが、幼い頃こら続けてきたバイオリンで身を立てることを決意して辞め、ほとんど独学で奏法を学び、才能に恵まれてNHK名古屋放送管弦楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団などで副コンサートマスターを務め、その後読売日本交響楽団の創立に参加。第1バイオリン奏者として10年間活躍した。その後1997年に創設された東京ユニバーサルフィルハーモニーのコンサートマスター、楽団長として活躍され、自ら創設した新宿ミュージックアカデミーで音楽教室を開き、後進の指導に当たってきた。80歳を越える高齢にも拘らず演奏は力強く、ふるさとの思い出を交えたトークもユーモアに溢れ、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

 休憩を挟んで午後6時半から第2部。第3代目として初登場の山嵜齋明会長は「上田市との交流、会員同士の親睦など順調に活動してきました。来年は20周年記念の集いとして皆様とお祝いしたいのでアイデアなどいただきたい。アイ・ラブ・ウエダの益々の発展を願って頑張っていきたい」と表明した。母袋創一市長は「文化・芸術を広げようとミュージカル、オペラ、絵画・写真展など手がけています。心を癒すだけでなく元気をもらえる。交流文化施設が来年10月にオープンする。上田の文化を全国に広げたい。文化芸術のレベルを上げるための応援団になってほしい」と話した。宮下茂商工会議所会頭は「元気な上田、活力ある上田のためにこれからも協力して頂きたい」と期待を表明、坂下隆行JA信州うえだ専務理事は「美味しい上田の農産物を皆さんでぜひ味わい広げてください」とPRされた。

 尾島勝市議会議長の乾杯を受けて歓談に入り、テーブルを立ちながら動き歩きながらそこここで笑顔で交流の輪が広がる中、歌手・榊原 舞さん(丸子町出身‐徳間ジャパン所属)が、シャンソンと歌謡曲で盛り上げた。さらに梅后流江戸芸かっぽれ、櫻川梅笑一門の上田笑楽会と東京根岸道場の17人がお祝いの木遣り踊りをはじめとした華やかな踊りを披露すると、盛大な拍手を浴びた。また、別所温泉観光協会・同旅館組合から温泉宿泊補助券(1万円相当)2枚が贈られ、抽選で女性2人が獲得すると、羨望の歓声があがるなど午後9時の閉幕まで和気あいあいの交流が繰り広げられた。



             


高橋清子・実行委員長

松倉久幸・顧問、歓迎の言葉

横澤義雄副会長

宮下 要さん(左)、角田恭子さん

山嵜齋明・東京上田会会長

母袋創一・上田市長

宮下 茂・上田商工会議所会頭

坂下隆行・JA信州うえだ専務理事

尾島 勝・上田市議会議長、乾杯

司会、玉置町子さん(左)、中村享二さん

榊原 舞さん(右)、山崎さだみさん

江戸芸かっぽれ