第18回「信州うえだ東京の集い」を開催

  206人が参加、大盛況に沸く

     セブン&アイHD会長 鈴木敏文氏が時局講演

 東京上田会主催による「第18回信州うえだ東京の集い」は10月5日夜、東京・台東区の浅草ビューホテルで開催された。羽田国土交通大臣、母袋上田市長、宮下商工会議所会頭、尾島市議会議長や上田百勇士隊隊長、別所温泉旅館組合長、坂口光治西東京市長ら来賓40余人、会員や家族ら合わせて206人が参加し、集いは盛況となった。

 午後5時半からの第1部では、セブン&アイ・ホールディンクス会長兼CEOの鈴木敏文氏(坂城町出身)が時局講演を行った。鈴木氏は「消費税増税は必要だがタイミングを誤ると大変な不況を招く。まず景気回復が先決だ」と持論を述べ、最近の尖閣諸島問題を巡る中国の対応については「イトーヨカドーも中国に進出しているが、破壊は免れたものの売上は30数%ダウン必至」と憂慮し、「政治による解決が焦眉の急である」と注文した。

 また、上田への店舗進出について「当初は地元商店街の大変な反対があった。しかし、現状のままでは変革に対応できず商店街も沈滞するのではないかと思い、何度も協議し店舗設立にこぎつけることができた。市当局や皆さんに協力感謝したい」と話した。

 第2部では、恒例の母袋市長あいさつなどに続いて歌手岩田美智子さんが「慰霊美術館に眠るあなたに−母の祈り」などを、またオペラ歌手中澤公子さんが「アヴェ・マリア」を歌い、最後に上田からの江戸芸かっぽれのメンバーが元気な踊りを披露し、大変な盛り上がりの中でお開きとなった。

             


山嵜齋明・実行委員長

松倉久幸・顧問、歓迎の言葉

羽田雄一郎・国土交通大臣

鈴木敏文氏

森 浩一・東京上田会会長

母袋創一・上田市長

宮下 茂・上田商工会議所会頭

坂下隆行・JA信州うえだ専務理事

尾島 勝・上田市議会議長、乾杯

司会、中澤公子さん(左)、荻原由枝さん

司会、三遊亭鬼丸師匠

岩田美智子さん

中澤公子さん

竹内芳郎・相談役、中締め