∇2020年度事業計画

 (2020.5.20通常総会)

【概況】
 新型コロナウイルスの蔓延で2020東京オリンピックの1年延期をはじめ、様々なイベントが中止に追い込まれ、国内外の交流がほとんど停止されるなど深刻な影響が出てきている。社会的な不安と経済のダウンが懸念される状況で新年度が始まっている。ふるさとの中小企業への影響も深刻と思われ、当会の今年の事業も不透明さを免れなさそうだ。
 しかし当会は「アイ・ラブ・ウエダ」の合言葉の下、こうした事態に冷静に対処しつつふるさととの協力を進め、イベントへの参加や観光施策などの面で会員の声を届けるなど提言も含め活動を強化したい。会員の高齢化による会員数の減少傾向が続いているが、改めて新会員の入会増に努めていきたい。各ふるさと会との連携をさらに強め、コロナの終息を期待しつつ会員が楽しく参加できる機会を増やしていきたい。

A.活動の重点目標
1、ふるさと上田の施策に協力し、地方創生戦略作りへの提言活動を行う。交流の拡大強化を図り、上田市の文化・観光イベントに参加を呼びかける。
2.「うえだみどり大根」など上田の特産物の紹介、販売あっせん活動を進め、首都圏での上田農産物の展示機会などに参加を進める。
3.会員交流の機会を増やすとともに、各ふるさと会との連携を進める。
4.当会が提唱している「上田先人館」創設に向け、ふるさと納税の活動を強める。

B、具体的な事業計画
1、「信州うえだ東京の集い」(10月9日)
秋の集いを盛り上げ、台東区、練馬区など上田市と親しい首都圏の地区代表との懇親機会を図るとともに、ふるさとの近隣町村の首長らへの参加を呼び掛けるなど参加の枠を拡大したい。また、前年度に続き信州上田観光大使の皆さんにも参加を呼びかける。

2、ふるさとイベントへの参加拡大
@4月に予定されていた「上田真田まつり」は新型コロナの影響で延期となり、千本桜祭りも中止されたが、うえだ真田まつりの日程が固まり次第、会員の応援を呼びかけたい。
A上田の夏祭り「上田わっしょい」(7月下旬)「千曲川大花火大会」(9月予定)やジャガイモ掘りへの参加者拡大を目指す。
B秋の「うえだみどり大根」収穫祭への参加拡大。
C上田法人会青年部総会への講師あっせんと会員の協力。
D「三吉米熊・慎蔵・龍馬の会」をはじめ「赤松小三郎顕彰会」「小河滋次郎顕彰会」「上田近代史研究会」など民間団体との交流・連携を強める。
E信州上田フィルムコミッションとの連携、城下町映画祭への協賛。

3、上田発農産物のブランド化推進と販売活動への協力
毎年秋の「うえだみどり大根」りんご「ふじ」の販売あっせん活動を強化し、JA信州うえだ、信州うえだファームとの連携を進める。また、上田市農政部マーケティング推進室との連絡を密にし、首都圏での農産物販売にPRなど協力する。

4、ふるさと納税への取り組み
昨年の台風被害への義援金募集活動は大きな成果だったが、会員によるふるさと納税もかなり増えたと見込まれている。今後も会員にPRし、当会が提唱している「上田先人館」創設に向けて活動を強める。

5、会員交流と組織拡大に向けた取り組み
@「上田サロン」「コスモス会」などの交流機会を増やし、楽しい活動を広げる。
A丸子、真田の各ふるさと会との連携を強め、イベントへの相互参加の機会を増やす。役員レベルの交流から積極的な会員への呼びかけを進める。
B青木、東御、小諸の各ふるさと会との協力関係を進め、長野県人会への参加者も増やしていく。旧長和会の仲間にも集いへの参加などを呼びかける。
C在京の各高校同窓会への働きかけを強め、入会者を増やしていく活動を広げる。
D上田市の施策研究に向け、会員の中から多様な提言を求め、上田市への提言活動につなげていく。
E松尾倶楽部、上田郷友会などと連携し相互交流を進める。

6、会報の充実と事務局体制
@会員の声を会報に反映させ、親しみやすい会報づくりを進めていく。
A広告・協賛の態勢を広げ、新たな企業による広告協力への参加に努める。
B事務所を開かれた交流の場として各ふるさと会にも利用を呼びかけ、連携の機会を増やす。
Cインターネットによる交流活動を充実させていく。

7、各部会活動の強化
@「上田サロン」を年複数回開催し、魅力ある懇親の機会を作る。
Aカラオケ部会―月1回第3土曜日の午後、例会を開き楽しい交流を続ける。
Bゴルフ部会―新規参加者の拡大に努める。
Cコスモス会―上田サロンと連携しつつ、見学や研修の機会を作る。
D芸能関係−落語の三遊亭鬼丸師匠、立川談慶師匠、オペラ歌手中澤公子さん、歌手山口のり子さん、岩田美智子さん、前進座上沢美咲さん、バイオリニスト中澤きみ子さん、女優土屋貴子さんらの活動を応援する。
(以上)