《2024年度事業報告》

(2025.5.24通常総会)

[総括]
 新型コロナウイルスもようやく下火になってきました。世界ではロシアによるウクライナ侵攻が3年を超え、中東ではパレスチナ・ハマスのイスラエルへのテロを契機にイスラエルのガザ攻撃が続いています。トランプ政権による混乱、国内では不安定な政権状態で物価値上げが続き、暮らしは依然厳しい状況です。
 当会は通常総会で山嵜会長が退任され、倉沢会長をはじめ新役員を選任しました。秋の集いも人数を抑えることなく開催できました。ふるさと上田では夏の上田わっしょい、千曲川大花火や、秋の上田真田まつりを盛大に開催しました。みどり大根やリンゴの販売あっせん、東京でのふるさと産品支援の呼びかけなど、できる限りの活動を進めました。

【各項目】
1、会員の動向―正会員562人(うちふるさと会21人)準会員280人。正会員は前年度比32人減となりました。高齢による退会の申し出や会員の逝去が増える一方で、個人情報の制限などで十分な入会勧誘のPRを進めることができませんでした。しかし、19人の新会員を迎えました。

2、諸会議―6月に通常総会を開催(来賓8人、会員35人計43人)、理事会は7月、9月、12月、3月の4回実施することができました。諸会議の開催の可否や各種イベントへの対応などを決める役員会は毎月の12回開催、連絡を密にしました。

3、会報発行―2024年4月、8月、2025年1月の計3回、通常通り発行。ふるさと上田の状況や、会員動向などの紹介に努めました。会員とのつながりを確かめる情報が好評でした。

4、信州うえだ東京の集い―「東京の集い」を10月4日(金)夜、浅草ビューホテルで開催しました。土屋市長、堀内商工会議所会頭、眞島JA信州うえだ組合長、池田市議会議長ら上田関係の来賓30人、井出衆院議員ら東京関係の来賓19人、会員関係66人、計115人が参加。和やかに歓談することができました。第1部では三遊亭鬼丸師匠の落語「井戸の茶碗」を楽しみ、第2部では「歌声喫茶ともしび」による中山晋平の曲などを全員で歌いました。また映画「シンペイ歌こそすべて」の新田プロデューサーはじめ関係者が登壇、ダイジェスト版の映像を上映しました。開始時間は午後4時半からの開催として遠距離からの参加者に配慮しました。

5、各種取り組み
(1)上田わっしょい(7月27日)に審査員として倉沢会長が参加しました。
(2)信州上田大花火大会(8月5日)上田商工会議所実行委による開催で、当会から18人が参加、大花火を大いに楽しみました。
(3)上田真田まつり(11月3日)は上田城紅葉まつりの中日に合わせて実施され、上田城跡公園で祭りを開始、市内中心部を真田の武者行列や上田笑楽会の江戸芸かつぽれが練り歩きました。午後には倉沢会長をはじめ6人が生島足島神社で例年通りうえだみどり大根を奉納、片山秘書課長らにも参加して頂きました。
(4)練馬区の「信州上田物産館」が西武線江古田駅前に移転(10月6日)し、オープンセレモニーに10数人が参加、また池袋サンシャインで開かれた「まるごと長野」(10月20日)に7人が参加しました。
(5)上田みどり大根、信州リンゴの販売あっせん活動(11月下旬)。JA信州うえだ、上田の地域循環ネットワークと協議して当会の主要会員にチラシを送り、販売のあっせんを進めました。
(6)「秋の集いの反省会・第3回理事会」を兼ねた忘年会ランチ(12月5日)を、新宿の「リストランテ・ベニーレベニーレ」で行い25人が参加しました。
(7)関係団体との交流―
(ア)東京真田町の会(5月19日)、東京青木会(6月16日)、東京小諸会(11月9日)、東京東御市の会(11月30日)の総会に出席し交流しました。
(イ)赤松小三郎研究会との交流(11月4日)。上田高校関東同窓会の赤松研究会が主催する講演会に参加。同研究会は赤松小三郎が日本近代化に果たした役割を地道に粘り強く調査し、PRをしています。
(ウ)「歌声喫茶ともしび」との交流。当会砂子澤監事が窓口となり、「ともしび」で会員交流を楽しみました。

6、各部会の活動―カラオケ部会は毎月第3土曜日に赤羽のグリーンアイズで開催し、毎回10数人が参加して盛り上がっています。上田サロン(7月25日)は最高裁判所、憲政記念館、国会参議院を17人で見学、昼食会は神田の「箕と環」で歓談しました。ゴルフ部会は休んでいます。

7、ふるさと出身芸能人支援―落語家三遊亭鬼丸師匠の独演会、歌手山口のり子さんのコンサート、俳優土屋貴子さん、中澤公子さんのオペラ、土屋邦子さんの能公演、上沢美咲さんの前進座公演などを会員にPRし、応援参加しました。
(以上)