《平成30年度事業報告》

(2019.5.22通常総会)

[総括]
 4期16年に及んだ母袋市政から土屋陽一氏による「市民一人ひとりが自主的に地域づくりを担う“市民力”と心を寄せ合う“共感力”を大切に」しつつ、創造と継続による再構築―を目指す新しい市政が始まった。平成時代が幕を閉じ、気分も新た「令和」の時代へと私たちの活動も継続していきたい。
 この1年はほぼ平穏に活動が行われ、平成30年10月の秋の集い(「信州うえだ東京の集い」)には約170人が参加したのをはじめ、会員交流の「上田サロン」は2回、活発に行われたほか、ふるさと交流や各会との交流も展開された。会員数は依然減少傾向が続き、課題となっている。

1.会員の動向―正会員730名(うちふるさと会員38名、維持会員12名)、準会員460名。前年に比べ正会員は25名の減少となった。古くからの会員で亡くなられた方、高齢による退会の申し出が増えたほか、転居による通知がなく行方不明扱いになるケースも出ている。会員には転居後の連絡をしてもらうよう呼び掛けていきたい。

2、諸会議―通常総会1回、秋の集い1回、理事会4回、実行委員会3回、正副会長会議9回。総会と秋の集いには土屋新市長にも多忙の中を参加して頂いた。正副会長会議がエンジンの役割を果たし、各ふるさと会との交流などを進めてきた。

3、会報の発行―春、夏、新年の3回(65、66、67号)発行した。会報の発送に当たり、上田市の行事やイベントなどのチラシ、芸能人会員のイベント案内チラシなどを適宜同送し、会員へのPRに努めた。広告のお願いには頭を悩ましているが、定期的に広告を頂ける協力会社の皆様には本当に心強く感謝に堪えない。

4、信州うえだ東京の集い―30年10月12日(金)、浅草ビューホテルで開催。ご来賓を含め173人に参加して頂いた。今回、松倉久幸最高顧問のご尽力で台東区長服部征夫氏にも初めて参加して頂き、土屋市長らと懇親を深めて頂いた。また、集いを三部制にし、第1部で鈴木敏文セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問の講演、第2部で岩田美智子さんの歌、第3部で懇親会という新機軸を試みた。JA信州うえだから毎年新米を会員に届けて頂き感謝している。また、酒造組合上田支部からふるさとの地酒を送ってもらい、会員に大変喜ばれている。

5、交流イベントへの取り組みなど
 (1)上田真田まつり(4月29日)恒例の櫻川流江戸芸かっぽれは首都圏から約30人、地元の上田笑楽会から10数人が参加し、今年は原町通りで踊りを披露した。上田城跡公園の式典には山嵜会長はじめ3人が出席、九度山町長らと懇親を深めた。 
 (2)塩田ジャガイモ掘りと千曲川大花火大会(8月5日)首都圏と地元ふるさと会の仲間15人が参加、上小森林組合のご協力を得て信州うえだファーム近くの畑でジャガイモ掘りを楽しみ、昼食を真田町の「しんりん」でとった。このあと上田城跡公園近くの茶庭「百余亭」でお茶を楽しんだ。夕は千曲川河川敷の桟敷席(5マス)で目の前で上がる花火を鑑賞し堪能した。
 (3)うえだみどり大根収穫祭(10月28日)上田市の地産地消推進組合、上田市農政部による収穫祭に合わせツアーを実施。塩田の大根畑近くで土屋市長らに会い懇談し生島足島神社に大根を奉納した。恒例の上田わっしょいは雨のため中止された。
 (4)「上田法人会」の青年部総会には講師をあっせん、「三吉米熊・慎蔵・龍馬の会」総会に参加し、北海道函館五稜郭の旅に会長らが参加するなど民間団体との交流を深めた。

6、旅倶楽部―「九度山・高野山の旅」(5月13日、14日)1泊2日で九度山町と高野山への旅を実施、8人が参加。九度山では岡本町長はじめ町職員の歓待を受け、車まで出して頂き、大変お世話になった。初日は雨に降られ大変だったが、2日目は好天に恵まれ大いに楽しむことができた。

7、上田サロン―2回実施。1回目は11月15日(木)に皇居東御苑散策と新橋「尾和」での昼食会。23人が参加し、紅葉の東御苑をボランティアガイドの案内でゆっくり散策、美味しい昼食を味わい、大いに懇談した。2回目は31年3月29日(金)に春の隅田川クルーズと昼食会を行い、31人が参加した。墨堤ソメイヨシノが満開、水上バスで花見を楽しみ、昼食会は大盛り上がりだった。

8、農産物のあっせん活動など―うえだみどり大根とりんご「ふじ」の販売あっせんに取り組み、多くの会員に喜ばれた。信州うえだファームとの一層の連携が進んでいる。

9、在京ふるさと会との交流―丸子会、真田町の会、青木会、東御市の会、小諸会と交流。また長野県人会の催しにも参加し、にぎやかに交流した。東御市の会は北御牧の会と正式に合併し東京東御市会となった。一方、長和町の会は後継者不足で解散の知らせが届き、惜しまれる事態となった。

10、各部会の活動
 @カラオケ部会―毎月1回、第3土曜日に赤羽のスナックを会場に10‐20人が参加して楽しんでいる。
 Aゴルフ部会―春と秋、真田町の会と合同で実施しているが、会員の高齢化などにより参加者が頭打ちで少数精鋭?の規模になってきている。中堅・若手の参加募集に努めたい。
 Bコスモス会―「上田サロン」の交流会と実質的に合同で行い、女性の参加者は増えている。
 C芸能関係への応援―三遊亭鬼丸師匠の独演会、立川談慶師匠の浅草公演、山口のり子さんのコンサート、岩田美智子さんの歌の公演、中澤公子さんのオペラ、中澤きみ子さんのバイオリンコンサート、上田観光大使野村美菜さんのコンサートなどを応援し、会員に参加を呼び掛けている。
(以上)